「お客様が思わず入店したくなる店づくり」−シリーズ①”押してダメなら引いてみな!”






VMD研修の中で、「お客様が思わず入店したくなる店づくりを教えてほしい」と言ったご質問を多くいただきます。



みなさん、「ローマは一日してならず」ということわざをご存知でしょうか?笑



「なんの苦労もなく、要所だけをかいつまんで素晴らしいものを作るだなんて、不可能なことだよ。ローマは一日にしてならずというように、素晴らしいものがそんなに簡単に作れるはずがないのだから」(故事ことわざ辞典より参照)


ブランドVMD統括時代にお店を巡回していて最も気を付けたことは、「お店のことはお店の人が一番よくわかっている」ということを肝に銘じておくということでした。VMDの基本的な考え方はありますが、例外もあります。なので、訪問した店がVMDセオリーと異なる展開方法をしている場合には、そうしている理由をよく聞くということです。

つまり、「お客様が思わず入店したくなる店づくり」は、本来はお店にいる人が一番知っていなければならないということです。



何故こう言った質問が多いのか?

それはVMDの基礎を知っているようで知らないからなんですね。


今やS.Cのテナントは、アパレルショップの減少に対し、飲食やサービスショップが増加傾向にあります。保険や携帯ショップなどのサービス店を見ていて思うのは、入り口付近にこれでもかという数の什器や看板、POPや商品、備品が前のめりに羅列されている店舗の多いこと!POPや飾り付けでデジタルサイネージやショップサインまでもが隠れてしまっているケースも多々見られます。




売り込みたい気持ちの表れが、かえってお客さまに警戒心を与えてしまう。

売り込みを恐れて、入り口付近の情報だけで判断されてしまう。可能性大です。







ここは、「押してダメなら引いてみな!」という言葉もある通り、


一旦、お客さまの流れを確認した上で、什器をセットバックさせ、お客さまの受け入れ空間を設けてみましょう。


それから商品や販促など、グループ毎にくくりを作ることです。

多くのテナントが入るS.Cでは、一目見てなんだかわからない店は「パス!」されてしまうことも多々あります。店の中にくくりを作ることにより、お客さまは最も興味のあるくくりに近づけばいいのです。


ここから初めて接客に入れるわけですね!

シリーズ「お客様が思わず入店したくなる店づくり」第一弾いかがでしたでしょうか?


是非、みなさんのお店でもトライしてみてくださいね。





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