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【GMSの衣料品】① 熱き思い。。。

更新日:2023年2月10日






昨年くらいから、GMS衣料復活へのチャンレンジングな動きが各社盛んになってきているようです。実は私も過去GMS衣料復活に向けた数々の取り組みに参加させていただいた経緯もあり、今でも【GMS衣料】への熱き思いは持ち続けているのです。


何を隠そう、若い頃からスーパーの衣料品売り場で一人宝探しゲームを楽しんできたのはこの私。当時はバイイングで品揃えされていたため、バイヤーの目利き力によっては百貨店より良いものを安く提供してくれていたりして、本当の意味での宝探しだったのです。


ファッションの専門学校を卒業する時に、擬似企業面接を先生方が演じてくださるのですが、「浅海さんはどういう会社に入りたいですか?」と聞かれた際に、思わず「JUSCOです」と口をついて出たことを今でも覚えています(笑)


思い起こせば、ラルフローレンで働いていた時に毎年NY出張に行かせて頂いたのですが、マーケット調査をする中で学んだことは、社会のクラス分けが明確なアメリカ社会に、小売のクラス分けもしっかりと対応されていることでした。


中でも忘れられない事は、1989年にKmart(アメリカのディスカウントストア)で、マーサ・スチュワートホームが立ちがった時のことです。マーサと言えば、カリスマ主婦であり、料理、園芸、手芸、室内装飾など生活全般を提案するライフスタイルコーディネーターとして、自身のブランドも出し、一生を風靡した実業家でした。




上流階級のカリスマ主婦がプロデュースしたホームファニシングは、暮らしに余裕のない消費者にも手の届く価格帯で、まさに庶民に夢を与えてくれた。


実際にKmartにオープンしたマーサの売場を訪れてみると、食卓を彩るテーブルクロスやキッチン雑貨、美しいフラワープリントのべディングファブリックに至るまで、マーサの世界観がわかりやすく陳列、演出されていました。たまたまそこにいたお疲れ気味の40歳くらいの女性が、売場を歩くうちに段々と笑顔になっていく瞬間を目撃してしまったのですよね。




一流のブランドが一流の商品で富裕層を満足させる。これはなんだか当たり前のこと。

そうではなくて、一流のプロデュース力で庶民に喜んでもらえることに商売の価値を強烈に感じた瞬間だったのですね。(残念ながらこのビジネスは長続きせず、日本でも西友が扱いましたがうまくいきませんでした。)



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