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【GMSの衣料品】④イオン vs イトーヨーカ堂 2024

更新日:3月28日


イオン「TVC」衣料品を着せつけたマネキン展示、FOUND GOODの売場
GMS衣料品対決 イオンvs イトーヨーカ堂

写真左上:流通ニュース、写真右下:WWDより




2024年春、GMS衣料品の飽くなきチャレンジが続いている。


長い時間多くの労力、投資費用をかけてチャレンジしてきた衣料品自社開発を諦め、アパレルカンパニーにものづくりから売場開発、教育まで託したイトーヨーカ堂。6月までに64店舗展開へ。


対してイオンは、自社開発SPA衣料品のデイリーカジュアルを刷新し、ブランド名を「TVC」として強化、導入店舗数を3月から、現在の82店舗から289店舗に順次拡大。イオンリテールのカジュアル部門を統合することで、2025年2月期のトップバリュコレクションの販売規模は、2024年2月期比約7倍へ拡大、2029年2月期には約10倍を目指す意気込み。



<GMSに衣料品売場が必要な事情>



業界はこれらの話題で大騒ぎだが、一般消費者にしてみれば、


   「別にユニクロで良くない?」とか、「無印もあるしー」的な。。。


確かに写真を見る限りでは抜け感のあるキレイメカジュアルは、ユニクロと大きく変わらないが、コロナ禍でニーズの高まった「ワンストップショッピング」構想は今でも地域住民の来店動機としては有力だ。価格設定もワンランク下を目指すのであればなおさらだ。


仮に衣料品売場の自営をやめてしまうと、食料品だけでは館運営の採算が合わないとも言われている。どちらかと言うと「FOUND GOOD」誕生の理由はこの辺の事情も?




<顧客の細分化>



両ブランドとも、取り入れたい顧客層として「30-40代の女性」を掲げているが、実際のGMS衣料売場のお客さまは圧倒的に高齢者が多い。また、総合スーパーなのだからなんでも揃っているはずと、様々なニーズによりご来店されるケースもある。


自店の顧客を細分化して捉え、総合的に売場開発に着手している点では、イオンが一歩リードしているイメージ。


「ファミリー」「ビジネス&フォーマル」「シニア向け」「Z世代」「スポーツ」「靴・トラベルグッズ」と売場を6つのゾーニングで明確に括る計画だ。




<オンライン・SNS・販促>


既にオンライン、SNSをスタートしているTVCに対し、SNSと実店舗販売のみのFOUND GOOD。アダストリア自主ブランドではあり得ない展開???


TVCは雑誌オーシャンズとのコラボ企画も3/26に発表されている。



T&CのTシャツを着こなすイケメン
イオン衣料品新ブランド「TVC」雑誌オーシャンズとコラボ企画


この先まだまだ続くであろうGMS衣料品開発を見守りながら

近々両売場で実際にショッピングを楽しもうと思う。

なんせGMS衣料を応援したいから!!





























確かに、両ブランドとも、一見するとユニクロと似たり寄ったり。。。(ユニクロが衣料品マーケットのど真ん中をおさえているお手本だから仕方なし)


ところが、総合スーパーはとにかく売場面積が広い!大型店舗では目的の売り場に行き着くのも一苦労だ。そんな時、まさに”ワンストップショッピング”として、食料品を買いに来たついでに、デイリーカジュアルな必要品をサクッと買えることは大変ありがたいのだ。個店ごとに割引販売も頻繁に行われている為、価格高騰の昨今、お得感も味わえる。

また、GMSとして運営していくには食料品だけでは採算が取れず、利益率の高い衣料品を止めるわけには行かないという事情もある。


<GMS顧客層の細分化>


GMS衣料品売場の現時点でのお客さまはシニア層が圧倒的に多い。

年金暮らしの人々こそ、リーズナブルにおしゃれを楽しみたい。

ファッションを楽しみたいファミリー層にはなかなか出逢えない。


一方、GMS衣料開発を掲げる各社がターゲットとしているのは、30-40代の女性。あるいはファミリー。ターゲットを呼び込むには時間がかかる。


ここで売場づくりと言った点で良いスタートをきっているのは、自社の顧客層を想定した総合的な売場開発を行なっているイオンだろう。(ファミリー層、ビジネス&フォーマル、シア層、Z世代、スポーツ関連、靴&トラベルグッズと分類ごとの売場をゾーニング)



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