
コロナを追風に業績を伸ばしている米国ダラーゼネラルは、昨年10月より「Popshelf」という新業態ビジネスを郊外でスタートさせ、買い物客のニーズを満たすことで成長経路を見つける顧客創造へのチャレンジを始めているようです!
米国ダラーストア業態のダラー・ゼネラルとダラー・ツリーは、コロナ感染拡大のピーク時、出店するすべての地域で“エッセンシャル・ビジネス”として営業を継続。感染拡大がピークを過ぎてからは、家庭雑貨や玩具、アパレルなどのカテゴリーが好調だったということです。
コロナ禍の中、人々の行動範囲が地域内に制約されると、日本でも同様にディスカウントストアやスーパーでのワンストップショッピングニーズは確実にあるはずです。
今回、ゼネラル社がスタートしたポップシェルフは生活必需品や実用品が中心の従来型MDとは異なり、シーズン商品、インテリア雑貨、ヘルス&ビューティケア、パーティー用品など幅広い商品を扱い、買物する楽しさと手ごろな価格を提供。ターゲット顧客は年収5万~12万5000ドルの、米国では“中の上”、女性客をメインとしているそうです。
リピート率を高めるために期間限定商品などの展開もあり、実態を是非とも確認したいところです。今年度はショップインショップの形で既存店舗に25店舗の出店を計画中。
売場面積が広いスーパーなどでは、こういったコンセプトショップで売場を限定する方法が非常に効果的ですが品揃えのセンスに加え、オープン時と同様のVMDレベルを保つ仕組みづくりが備われば売上獲得は間違いなしです。しばらくはCheck it out!です。
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