売上を上げる「お土産屋さん」のVMD PART Ⅱ
- 浅海摩紀
- 6月24日
- 読了時間: 1分

お土産ランキングで圧倒的なトップセラーを誇る「東京ばな奈」はVMDもお手本となるプレゼンテーションっぷり!!いつか食べてみようと思いながら数十年が経つ(笑)
柱巻きを利用した壁面陳列は、最上段をPP(ポイントオブプレゼンテーション)として、箱の中身と商品の切断面サンプルを展示、IP(アイテムプレゼンテーション)では、ゴールデンラインと呼ばれる人の目線が最もとまりやすい高さに、定番売筋商品の2価格帯を並べている。セブンイレブンなどでも検証をしたが、売筋商品はゴールデンラインに陳列し、更なる売上拡大を図る。
陳列ラインとしては効果の低い床から45cmまでの高さには、POPを設置し、通路からの視認性を上げている。
そして壁面1スパンをバナナ色の黄色に染め、強力なゾーニングを組んでいる!!
柱には、額入りのビジュアルまで!もはやその辺のアパレルVMDよりも完成度が高い!!
昔オンワードの馬場会長が商品部のMDを前に、「自信のない商品をいくつも作るから、売り場は売れないもので溢れかえっているっ!!自信のある商品を絞り込んで作って積め!!」☜これ商売の鉄則です!!
完璧なVMDは、完璧なマーチャンダイジングの元に実現するのです。
東京ばな奈さん!あっぱれ!!
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