緊急事態宣言発令直前とあって4/21(水)初日、会場はそれほどの混雑ではなかったものの、歩くたびに投げかけられてくるマスク越しの大声セールスにソーシャルディスタンスを確保するのに必死で説明が耳に入ってこなかったのが実情です。
withコロナ、afterコロナの販促にどのような新しい動きがあるかを学びたかったのですが、ほとんどの企業がいまだに「ノベルティ=販促」と、分厚いカタログやトートバックを配布する旧態依然の営業スタイルの多さは残念でした。
コロナ禍、接客を代行するモニターを売り込む企業も多かったですが、このモニター自体も既に売場に溢れているため、新鮮さを感じませんでした。
そんな中、アディダスなどの店頭で見かけたことのあるミラリス・アセスメントさんの3D Dimpactは機材要素が取り払われて映像が直接目に飛び込んできてかっこいいと思いました。
(高速回転するプロペラに映像を映し出します)
サステナブルな素材=再生可能なダンボールのPOP UP STOREや什器提案がいくつかあり、話を聞く人達が多かったです。
カワグチマックさんのブースデザイン、カッコよかったです。→
ただ、地球に優しく財布に厳しいお値段だと感じました汗
元々空間デザインをされていて、思うような什器がなく、今回什器開発に至ったというCOMMANDVISさんのラックはとても美しかったです。
展示会やPOP UPなどで少量の商品陳列に適していると思いました。
個人的に最も興味深かったのは、HULL株式会社さんの「回想新聞」です。
楽しかった昭和時代の一大トピックスを新聞にしたもので、回想による認知症予防などに役立っている新聞です。企業広告も載せられ、オリジナルもオーダーできるそうです。これぞ三方よしの販促ですね!老人施設や個人でも契約されている方がいらっしゃるそうです。
昭和の時代を懐かしみ、楽しそうに語り合う光景が頭に浮かびます。巣篭もりで塞ぎがちな気持ちを楽しませてくれるとても良いアイディアだと思います。
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