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ストアリポート2022秋 10/18オープン!「#イオン天王町ショッピングセンター」



イオンリテールの最新フォーマットとデジタル要素を結集した「イオン天王町ショッピングセンター」期待に胸躍らせ、視察に行って参りました!


オープンから1日経った19日昼過ぎに伺うと、駐車台数520台の駐車場は既に満車!ご近所の方々も笑顔でワクワクご来店!地域のお祭りのように盛り上がっていました。



これまでGMSを核とした新しい売り場開発や、商業施設のオープンに関わってきた当方が最も期待したのは、ライフスタイル提案型の提案内容です。2016年にオープンしたイオンスタイル碑文谷の衝撃は今でも記憶に新しく、「都市型GMS創造プロジェクト」としてのコンセプトにふさわしいインパクトだったことを覚えています。特に国内外から選りすぐりの商品が集められたグロサリーやリカー、季節の演出や新たな情報発信となるギフト&スイーツフロアなど、より深い食の楽しみを伝える場としての「碑文谷バル」ではまさにミイラ獲りがミイラになってました笑


さてさて、天王町店、メディアの事前情報によりまず最初に感心させられたことは、コロナ禍、オンラインショッピングの代行により、以前にも増して人との接触を嫌う買い物客が増えていることもあり、売り方の創造をしているところです。



<化粧品売り場>

最新売り方フォーマット

①カウンセリングコーナー、

②簡単な説明を受けて買うコーナー、

③セルフ化粧品コーナー

といった形で、顧客のペースで買い物が楽しめる。百貨店ではありえない発想です。








二つ目にはMDバランスです。


どこのS.Cも定番的に取り揃えているユニクロ、無印に加えて、今回、アダストリアのライフスタイル雑貨「LAKOLE」などのスタイリッシュなテナント導入により、若い人の買い物心も考えている点です。













ニューファミリー向けにリーズナブルなアウトドアブランドも導入されていて抜かりがありません。


スポーツ関連の売り場は、期待をしすぎてしまったせいか、品揃えイメージが従来通りで、ウォーキングやランニング、ヨガなどの洗練された提案が見たかったです。





売り場づくりという点では、従来、テナント売り場と自社PBブランド売場がはっきりと分断されていた売り場が多かった中で、ブログトップの写真にありますように、鉄板ニーズの無印良品のショップデザインをあえてオープン型に設計し、自然な流れでPBブランド売場に客誘導していることが進化でした。

また、衣料品ではなく、住居、ホームファニシングを同売場に配した点も、地域のニーズを捉えていると思いました。


この他、大規模冷凍食品売り場や、昔の魚屋さんのような鮮魚売り場もリピートしたくなるワクワクがいっぱいでした。


デジタル要素に関しては、デジタルサイネージ があちらこちらに設置されていますが、割引内容などで特に新鮮味は感じず、逆に内容のUPDATEを継続することが大変だろうなと感じました。

どちらかというと、AIワークやOMOの取り組みに効果を発揮してくのでしょうか。




最も興味を持った”ライフスタイル提案”の内容は????


結論から言うと、地域のニーズにお応えはしているが、暮らし方や、過ごし方へ買い方への提案は感じられませんでした。(見つけることができませんでした)




このことは、核となるイオンスタイルの売り場でなされるべきと思いますが、巣篭もり需要でマーケットでは手頃な家具やインテリア商品が売れています。


例えば、ホームコーディで、テレワークでのデスク周りの提案や、洗練されたリビング、ダイニングシーンのテイスト別提案やベッドコーディネーションなど、これこそデジタルサイネージで提案して欲しかった内容です。(写真は他家具店)













こちらのペアルックは、無印さんの壁面にあった提案ですが、ご夫婦でのウォーキングスタイルとして、スポーツ売り場で提案されていても素敵ですよね!




















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