オフィスのコーディネート【オフィスに最適な昇降デスク】
- 浅海摩紀
- 1月28日
- 読了時間: 3分

200坪近いオフィス内装の案件、コーディネートのお手伝いを頼まれる。なんと、100台の昇降デスクを使用したいとのこと(さすがは外資系!)
コロナ禍、座ってばかりいては体に悪いと人気の出た昇降デスク、立って使用している人を見た事がない!w そしてオーダーは、オフィスに最適な昇降デスク!「かっこいい昇降デスクを探して欲しい」wwww
昇降デスクは製造元のメーカーがほぼ同じだけに、構造も価格も一見大差ないように見える。上の写真はスイスVitraのカタログからだが、昇降デスクを取り巻く雰囲気がカジュアルで洗練されていて、イメージ作りが上手い。
100台となると納期、輸送費、価格と、イメージの良い海外ブランド採用は断念。
国内メーカーを片っ端から現物確認に廻る。ニトリやIkeaも扱っていて、数万円から購入できるのにはびっくり!価格&デザイン別に、松竹梅と提案するつもりでいたが、梅はチープ過ぎてオフィス向けじゃないし、松は条件的に難しいので、竹で提案することに決めた。

一つ目は、バルバーニという日本のメーカーで、前身はなんと音響のビクター社インテリア事業部。組み立てやアフターフォローも信頼できそう。
まず、昇降デスクのデザインやシルエットがスマートで家具っぽく、オフィスチェアの王様、ハーマンミラーのアーロンチェアとの相性も抜群!
写真は一番クラシックな黒脚とダークブラウンの天板の組み合わせで、オフィスの内装やコンセプトにより、白脚+ナチュラルや白天板などコーディネートが可能。

二つ目は、コクヨの昇降デスクシークエンスと、座っている気がしないという浮遊感満載のイングクラウドの組み合わせ。100台並んだ時に、癖のない統一感が出ると想定。
しかしながら、両者とも、竹と言いつつ、椅子とデスクで50万円近くなってしまうため、ここから見積もりとの勝負となるでしょう。

地味で単調なオフィスは、働く人のモチベーションを上げてくれないし、気をてらったようなデザインもデザイナーのマスターベーション。何よりもその会社の業務内容や社風に合わせた動線やレイアウト、時代性を取り入れながら企業コンセプトを活かすと言った奥深く難しいオフィスデザインの仕事。
VMDという職業は、企画と販売を繋いだり、企業の一番いい姿をお客様に提案する調整役のような仕事。そこには、人の心を理解する能力と美的センス、長年の経験と知識が必要。今回も落とし所を見極めることが一番難しそう〜




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